まず注目したいのは,オフラインでの2人同時プレイについてだ。Wiiとテレビが1台ずつあれば,画面を上下に分割して,2人同時プレイが可能になる。もちろんこれは,モンスターハンターシリーズでは初となるシステムである。
また,セッションでは,MH3はクラシックコントローラにも対応することが,辻本氏の口から明らかになった。
TGS 2008#001の記事で,筆者はWiiリモコンとヌンチャクによる操作と書いたが,セッション中に行われたオフライン2人同時プレイのデモでは,藤岡氏がWiiリモコン+ヌンチャク,辻本氏がクラシックコントローラーでプレイヤーキャラを操作。現時点ですでに対応が済んでいることが実証されていたので,この点は付記しておきたい。
……次の取材に向かう時間となってしまったため,とりあえずはここまで。のちほど詳細なイベントレポートをこの記事に追加するので,しばしお待ちを。
「モンスターハンター3(トライ)」初のトークセッション開催!
画面分割による協力プレイや
モンスターの“生態”の強化で広がる新たな狩猟体験
本日,取り急ぎ目立ったトピックを速報としてお届けした,セッションの詳細をあらためてお届けする。新たに判明した情報をフォローしつつ,作品全体の雰囲気をお伝えしていこう。
セッションが始まると,まずMH3のプロデューサーである辻本氏と,ディレクターの藤岡氏が登壇。累計250万本突破の大ヒットとなったPSPタイトル「モンスターハンターポータブル 2nd G」のベスト版発売決定の報を発表した(関連記事)。そのあと,満を持してMH3のプロモーションムービーが上映された。なお,ムービーは4Gamerにアップ済みなので,[TGS 2008#007]の記事で確認してほしい。
水中を泳ぎながら,これから狩るべきモンスターを探すハンターたち。マグロのような魚や,イグアナに似たモンスターたちが泳ぐ海中は,どこまでも果てしなく青い。そして場面は密林,砂漠へと切り替わっていき,今まで見たこともないモンスターたちの生態が映し出されていく。そこには本作を象徴する新モンスター“海竜”ラギアクルスや,グンカンチョウを思わせる鳴き袋を持つ怪鳥クルペッコだけでなく,頭突きの得意そうな頭部の発達したモンスターの姿も垣間見られた。
プロモーション映像の上映のあと,MH3のコンセプトが藤岡氏から語られた。
「モンスターハンターシリーズが登場してもう4年。たくさんのユーザーの反響によって,僕達開発の中でも“次はこんなふうに変えたい”という意見が出てきました。それに合せた新しいモンスターハンターが,モンスターハンター3です」
MH3では,シリーズ経験者ならいうまでもないが,“水中での狩り”が最注目の新要素となる。それに合わせて,シングルプレイでの狩りの拠点は水辺の村になる。村人が必要とするモンスターの素材を調達すると,村がどんどん発展するなど,MHの世界観を大切にした仕掛けも盛り込まれる。一方,オンラインでのプレイの拠点となるのは砂漠に囲まれた街。オフラインの“水辺”に対しての“砂漠”ということで,対照的な存在となっている。
その後,MH3に期待するファンなら誰もが気にしているであろう,操作方法についてのデモンストレーションが行われた。これについては,[TGS 2008#029]のレポートで詳細を記しているので,そちらで確認してほしい。
そして今回のイベントの目玉は,やはり速報でお届けした,画面分割による協力プレイの発表だろう。これまでのモンスターハンターシリーズでは,協力プレイを行うには必ず一人1台のハードが必要だった。しかしMH3では,Wii1台とソフト1本があれば,オフラインでも二人で狩りを楽しめるのである。
引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト
0 件のコメント:
コメントを投稿